無常・泡・夢

  • 平家滅び 兵散りて 女臥す削ぐ 無常・泡・夢 変えられぬ穢土 起きまた寝 濁る身居させよ
  • へいけほろび つはものちりて をんなふすそぐ むじゃうあわゆめ かえられぬゑど おきまたね にごるみゐさせよ
  • 権勢を極めた平家は滅び、男たちは死に残された妻たちは泣き臥したり出家したりした。無常であり泡のように消え夢のごとくはかない、変えることのできないこの現実ではあるけれど、起きては寝てと、煩悩に囚われた身のまま生きていきなさい。

『平家物語』を題材に詠みました。

1.5回くらい読んだのですが、いまいち内容が頭に残りません。登場人物が多すぎてきちんと整理できていないせいだと思います。

都合3~4日と苦戦しながら、内容が少し理屈っぽく説教っぽい感じになり、不満が残ります。かなパズルであるがゆえの仕方がないところもあるわけですが。文意に矛盾はないようにしたつもりだけれど、『平家物語』の色合いもあまり出せませんでした。

語法について、「女臥す削ぐ」の「削ぐ」は髪の毛を削って尼さんになる、つまり出家することです。
「穢土」は扱いに困る「ゑ」を用いたワードとして使用したいと思っていました。意味は「けがれたこの世」。また「濁る」は「煩悩に囚われる」。いずれも仏教的な意味合いをもつという点で『平家物語』にそぐっているけれど、なにか文面を小難しくさせているように感じられる。う~ん、どうにもすっきりしません。ぜひとも再挑戦したいです。

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