矛盾

  • モノみな突き通すヤベー矛 防ぐぱねー盾 世に揃う? 勝ち負けあり得ぬ矛盾を秘める例さ(笑)
  • ものみなつきとおすやべーほこ ふせぐぱねーたて よにそろう かちまけありえぬむじゅんをひめるれいさ わら
  • どんなモノでもみな突き通すヤベー矛と、それを防ぐぱねー盾って、この世に同時に揃う? 矛が突き通しても盾が防いでもつじつまが合わないから、それは勝ち負けのあり得ない矛盾を秘めた例というものさ(笑)。

「矛盾」です。

作成について。
故事成語を採り上げてそれを説明する、そんなかなパズルを作成したいという思いがありました。
」の響きが好きな「株を守る」で試みてみるものの、あと一息のところでどうしても完成できません。そこで、だれもが知る「矛盾」で挑戦することに。「矛盾」と「矛」と「盾」でかな文字がかぶっておらず、余りやすい文字を「ほ、む、ゆ」と3つ含んでいる点も魅力でしたし。
とはいえ、なにを選んでも難しいことに変わりはなく毎度のように苦戦し、ゴールの見えかかってきた終盤の調整では、頭のなかがこんがらがって泣きそうになりました。半ばヤケクソ気味(?)に「ヤベー」と「ぱねー」を拾い出したことが、振り返ってみるとポイントであった気がします。

内容について。
語源にさかのぼりつつ自己言及的に問答形式で説明するという、まるで想定していないものになりました。
改めて眺めるにつけ、かなパズルという厳しい制約のあることば遊びでこのような入れ子構造的な表現を描きるものかと、他人事のように驚いています。
残念ながら私の作品群はまったく評価されていませんが、この作品を含めてその意義を認めてくださる方が1人でも増えるよう、今後も逃げずごまかさず、ことばづかい・文意ともに整った日本語を織りなしていきたいです。

語法について。
矛と盾をそれぞれ形容する「ヤベー」と「ぱねー」は、いかにも最近のことばづかいですよね。あとで気づいたことだけれど、それとなく韻を踏んでいました。
ちなみに、「ヤベー」は『平手友梨奈』で、「ぱねー」は『太郎、花子にフラれる。』で触れています。

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