Mrs. GREEN APPLE

  • Mrs. GREEN APPLE メロディ華やか 空を飛び 地へ咲きこぼれ わけも得ぬ間 ゆだね酔う 無二の推し
  • みせすぐりーん あっぷる めろでぃはなやか そらをとび ちへさきこぼれ わけもえぬま ゆだねよう むにのおし
  • Mrs. GREEN APPLE。そのメロディは華やかで、空を飛びまた地へ咲きこぼれる。聴いていると、気づかぬうちに身をゆだね酔いしれてしまう。唯一無二の推しだね。

人気ロックバンド、Mrs. GREEN APPLEです。

作るきっかけは、先日平手友梨奈さんでかなパズルを作成したさい、人物像を知るため彼女が出演しているミュージックビデオ『WanteD! WanteD!』を観たことでした。聴いているうちにハマり、バンド名も文字がかぶっていないことから、この曲の勢いのままに作ろうと思い立ったのですが…。

もう大苦戦です。
開始して2時間ほどは「Mrs. GREEN APPLE」以外ほとんど定まらない有り様で、ゴールがまるで見えてきませんでした。語にしても句にしても、助詞などの細かな措辞にしてもどうやっても文字が重複して行き詰まってしまう。へこたれそうになりつつ試行錯誤するなか、「メロディ」「こぼれ」「推し」辺りを選び出せたことがきっかけになり、それらが核のピースになることでほかの語句も組み合わさり、図柄ができ上がっていきました。
なかなかに困難を極めたものの、全体の出来はしっかりしていると思います。

平手友梨奈」と今回の2作を通して改めて痛感したことですが、テーマとなる対象についてある程度知っていることが大切で、そうでないと難易度がより増すようです。平手友梨奈さんのことをほとんど知らなかったように、Mrs. GREEN APPLEにしても失礼ながら「ミセスなんとか」という曖昧さで認識していた程度でした。数年前に耳にした彼らの楽曲が印象に残り、おぼろげに記憶していたのです。でもそれ以降積極的に聴くことはなく、メンバー構成やビジュアル面、その人気についても今回ようやく知ったところ。このバンドにまつわることでもっともたしかなのは、姪が好きだということでしょうか(このこともつい最近知ったのですが)。
ところで、ここでいう「知っている」とはかならずしも知識の量ではなく、一定期間にわたって一定の関心をもって対象のことを意識しているということです。そうしてその存在が潜在意識下に植え付けられていないと、なかなか上手い具合にことばが浮かんでこない。いままでかなパズルを作成してきて感じる傾向です。この作品にしても、『WanteD! WanteD!』を10数回聴いた経験だけが素材だったから、潜在意識下ではおろか顕在意識上でも情報の乏しい状態でした。憂き目に遭うのは当然だったのかもしれません。
では自分が長年親しんでいる事柄でならいつも順調にできるのか、といえばそう単純な話ではないけれど、1つの要因になっているとは思います。

今回作成が難しくなった理由には、キーワード「Mrs. GREEN APPLE」も挙げられるかもしれません。
「く、す、つ、ふ、る(、ん)」とウ段の文字をこれだけたくさん使われてしまうと、動詞の終止形や連体形を用いる余地が少なくなるからです。じっさいに使用するかどうかはべつにして、最初から選択の幅が狭まるのは心理的になかなかイヤなもの。
キーワードには「ね」や「ほ」、「ゆ」や「ろ」など、とかく余りやすい文字が含まれていると気分がいいです。

語法について。
「わけも得ぬ間」を訳では「気づかぬうちに」としていますが、もう少し直訳的に記せば「わけも分からないに」で、つまりは「気づいたらいつのにか」ということです。
「無二の推し」の「推し」は比較的最近生まれたことばづかいですよね。このことばは、個人的に世代の違いを大きく感じる表現です。けっしてネガティブな印象を抱いているわけではないけれど、自分が口に出したり文章で用いたりするのはこっ恥ずかしいような、そんな気がしてしまう。そのせいもあってか、気づいたは使うことに抵抗感を覚えていました。でもこれを選択しなければ完成することはなかったでしょう。ただでさえ制約の厳しいかなパズルでは、ちっぽけな選り好みなど捨てて使えることばはためらわず使わないとダメだということですね。

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