- クリムト まばゆい黄金に艶やかなエロスをもよそわせ、蓋し、咲き散らぬ不滅の美へ。見惚れるね。
- くりむと まばゆいおうごんにあでやかなえろすをもよそわせ けだし さきちらぬふめつのびへ みほれるね
クリムト――まばゆいばかりの黄金に、艶やかなエロスまでもまとわせ、まさしく、その絵は咲いて散ることのない不滅の美へ。見惚れるね。
19~20世紀にかけて活躍したオーストリアの画家、グスタフ=クリムトです。
彼の絵はどなたもどこかで――彼の作品だとご存じないとしても――ご覧になったことがあるでしょう。
今回背景に用いた『接吻』や『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I』に代表される、ふんだんに散りばめられた黄金と醸し出されるエロスとが融合した美。
思わず見入ってしまいます。
この魅力をぜひともかなパズルで表現したいと、挑みました。
全精力を使い切ったという感じでたいへん疲れましたが、クリムト絵画を象徴するワード「黄金」と「エロス」を盛り込むこともでき、出来には納得です。
散文形式としてみたときにも、『秋は夕べ』以上の完成度になったのではないでしょうか。
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