サヨナラゝゝ

  • セブ・ミア踊り 跳ねまわる 尽きぬ夢もち 広げくべた ほのかにズレて サヨナラゝゝ やむを得ん 恋しそう
  • せぶみあおどり はねまわる つきぬゆめもち ひろげくべた ほのかにずれて さよならゝゝ やむをえん こいしそう
  • 恋に落ちたセブとミアは、踊り跳ねまわる。2人ともに尽きない夢をもち、その実現に向かってさまざまに努力をした。互いの思いや方向性がわずかにズレてさようなら。やむを得ないことだよね。ああ、こんな素敵な映画を観ると恋をしそう。

映画『ラ・ラ・ランド』です。
ネタバレを含む内容になっているのでその点ご留意ください。

映画を題材にしたかなパズルをいくつか作っているのですが、どうもあまり相性がよくないようです。すでに発表しているアニメ映画の『となりのトトロ』や『君の名は。』を含めて、納得のいく仕上がりになったことがありません。
今回も、苦戦したあげくにスッキリしませんでした。う~ん。

作成について。
当初は主人公のセブとミアをかならず入れようとスタートしました。でもいくらやっても行き詰まる。そこでいったん2人の名前を諦めて進めていくと、余った文字のなかに「あ、せ、ふ、み」が。不思議なものです。
「広げくべた」の部分で難渋し、最後は力技で組み合わせました。すぐあとで述べますが、この「広げくべた」と「やむを得ん」に不満が残ります。

語法について。
「踊り 跳ねまわる」はミュージカルにちなんだ恋愛表現です。ここはらしさが出せたでしょうか。
「広げくべた」は、「夢をさまざまな方向に広げて燃やした」つまり「夢の実現のためにいろいろと努力した」ということですが、強引な比喩ですよね。限界でした。許容していただけたらうれしいです。
繰り返し符合を用いた「サヨナラゝゝ」はもちろんタイトルに掛けて。こういった遊び心はかなパズルの作成難易度に影響を及ぼさないので問題ないと私は考えます。ルールに厳密に従うということであれば「サヨナラ」とみなしてください。
「やむを得ん」はもと「やむを得ぬ」で、「ぬ」が「ん」に転じた表現ですが、作品全体のことばづかいにそぐわないぶっきらぼうな物言いになっているのが悔やまれます。せめて「やむを得ぬ」にできていれば。

ところで、こんなに心動かされた映画を観たのは久しぶりでした。
映画はつねにハッピーエンドを望んでいて、だからたとえば『タイタニック』も私のなかではローズが最後に夢を見るシーン、あれが結末になっている。”ああ2人が結ばれてよかった、めでたしめでたし” と。でも『ラ・ラ・ランド』は終わりが微妙ですよね。けっきょくはお互いに夢が叶い、社会的成功を収めているし生活も充実している。いっぽうで最後に2人が描いた幻想も1つのハッピーのかたち。単純思考の私は後者が好みなので、やっぱり ”ああ2人が結ばれてよかった、めでたしめでたし” です。
ついでというのもなんですが、いままでで最悪だったのが『セブン』で、あのラストはハッピーにしようがありません。劇場で観たあと、1週間くらい胃の辺りがディスガスティン!――「胸〇ソ悪い」はちょっと品がないので――でした。

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