夏の比喩を9

  • 胃もバテる、夏の比喩を9 汗・団扇 盆・虫・枝豆 かき氷 外避け部屋に 水風呂 寝られぬ夜
  • いもばてる なつのひゆをく あせうちわ ぼんむしえだまめ かきごおり そとさけへやに みずぶろ ねられぬよ
  • 暑さで思わず胃もバテる、そんな夏の比喩を9つ。汗。団扇。お盆。虫。枝豆。かき氷。日中の外出は避け、クーラーを適切に使用して屋内で過ごしましょう。水風呂。暑苦しくて寝られぬ夜。

夏を象徴する事物を挙げました。

余りやすい「ほ」を含む「お盆」を使いたいという思いがずっと頭の片隅にあり、それが作成のきっかけです。
お盆だけで話題を引っ張るのは難しく、列挙シリーズになりました。

各句について。
猛暑日は呼吸をしているだけでも「汗」が出てきます。
ハンディファンはさしずめ現代版の「団扇」になるでしょうか。
毎年お盆の時期は墓参りへ。「お」は抜けたものの、「盆」を使用できて念願成就です。ご先祖様に感謝。
カにガ、ハエやゴキブリなど、この季節は喜ばしくない「虫」がたくさん。もちろんカブトムシやセミ、カマキリやバッタといった子供に人気のある昆虫も。とにもかくにも多い。
「枝豆」はビールとセットにしたかったけれど、組み合わせの都合で断念しました。
「かき氷」は言わずもがなの定番です。
“日中の外出は避け、クーラーを適切に使用して屋内で過ごしましょう” というフレーズは夏季のニュースでしょっちゅう耳にしますよね。
私自身は「水風呂」に入ったことがほとんどありません。最後に入ったのはおそらく小学生のころ。
「寝られぬ夜」は熱帯夜を指して。夏は暑いのが当然だという気持ちもあってクーラーをつけて寝るのが好きでなく、よほどのとき以外は扇風機でしのぎます。

お気づきの方がいるかもしれませんが、初句「胃もバテる」も夏の比喩なので、本来は全部で10あることに。
9に帳尻を合わせるためごまかし…、いえ上手に調整しました。

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