- 平手友梨奈 全部をまるごと 懸け、出し、臨む 明日に over さえも平気 見目つくろわぬ 惚れちゃうよね
- ひらてゆりな ぜんぶをまるごと かけだしのぞむ あすにおーばー さえもへいき みめつくろわぬ ほれちゃうよね
平手友梨奈はいつも全身全霊、己のすべてを懸け、出し、臨む。だからたとえ明日に終わりが来ても後悔しない。見た目を安っぽくつくろったりもしない。もう惚れちゃうよね。
平手友梨奈さん、第2弾です。
前作を作るなかで彼女の存在に関心を抱き、もう1つ作りたいと考えていました。でも何度かチャレンジしてもなかなか上手くいきません。いかんせん彼女についての情報量が少なすぎてことばが浮かんでこないのです。
そこでふたたびネット検索をかけ、今年の1月に所属していたアイドルグループ・欅坂46を脱退する少しまえの取材記事を読みました。するとほどなく「全部まるごと 懸け臨む」のフレーズが浮かぶとともに、できそうな予感が。その通り、およそ1時間でほぼ完成しました。
前回とは違って分かりやすい内容にまとまっていると思います。訳と併せてお読みいただければ、とりたてて意味のとりにくいところもないでしょう。
それでも少しだけご説明を。
2~5句「全部をまるごと 懸け、出し、臨む 明日にover さえも平気」は、いまここに全霊をかけた、さきのことも考えない彼女の姿勢を表現したもの。かなパズルを作成するうえで具体的な知識は大切で、これらのフレーズは記事を読んだからこそ生まれた組み合わせです。ある雑誌記事の一部が無料公開されているもので短く、お時間があればぜひご覧になって比較されてみてください(記事URL:https://numero.jp/news-20200124-yurina-hirate)。
「明日にover」の「over」はゲーム・オーバーのそれと同じで「終わり」ということです。
「見目つくろわぬ」では、安っぽいアイドル――失礼な言い方ですが――のように、表情から動きからどんなときでも可愛らしさを保つのではなく、パフォーマンスでは顔を歪め、手足がちぎれてしまいそうな動きをする、そういったことを表現しています。
彼女のことは好きか嫌いかではっきり分かれる傾向があるらしい。スターにはときおり見られる典型的な受け入れられ方と言えるのでしょうか。
ふだん芸能の分野――とりわけ自分より一回り以上下の世代――にさしたる興味がなく、彼女についても相変わらず無知のまま。でも、かなパズルで描いてみたいという創作意欲に駆られるのだからどこか心惹かれているわけで、「惚れちゃうよね」です。
コメント