鬼滅の刃

  • 鬼滅の刃 炭治郎よ 禰豆子を元へ 行くぞひるむな 笑み負けぬ 力合わせて 鬼ほふり去れ!
  • きめつのやいば たんじろうよ ねずこをもとへ ゆくぞひるむな えみまけぬ ちからあわせて おにほふりされ
  • 鬼滅の刃。炭治郎よ、禰豆子を元の姿へ戻すのだ。行くぞひるむな、苦しくても笑み負けないぞ。仲間と力を合わせて鬼をほふり去れ!

マンガ『鬼滅の刃』です。

映画を含めて歴史的なヒットを記録し、新型コロナウイルスに明け暮れした2020年にあって明るい話題をもたらした同作で、ツイッターに先日書いたことを実践してみました。
つまり、原作もアニメも映画も小説もほぼまったく見ないまま、ネットからの間接的な情報と世間の空気感だけで作るというもの。
その結果やいかに。

いろいろと苦労しそれなりに時間もかかったけれど、とりあえずあらすじをなぞることはできたと思います。掲載誌『週刊少年ジャンプ』の標語(?)である「友情・努力・勝利」もおおよそ盛り込めたのではないでしょうか。
さまざまな年代の人たちが読んでいるとはいえ基本的には少年マンガなので、子供たちがすんなりと理解できる内容にしたいと考えていました。「ハロウィーン」では上手くいかなかったけれど、分かりにくいことばも「ほふり」くらいですし、その点でも満足です。
いっぽうで少し穿った見方をすると、文字通りなぞるだけになっている印象がある。通り一遍というか、オリジナルを味わっているからこそのもう一歩踏み込んだ表現がない。事実味わっていないのだから当然といえば当然のことなのですが。
原作にあたったうえでチャレンジすれば、「炭治郎」や「禰豆子」といった固有名に頼ることなく作品の世界観をより上手にまとめ上げた組み合わせが生まれる可能性も高まるでしょう。でも30歳を過ぎたころからマンガを読むのが活字本より疲れるようになり、興味はあるもののもう少し強い動機が生まれないと読むことはなさそうです。

かなパズルの実験的な試みとしてなかなか興味深い体験でした。
ただし作っていてもオリジナルに触れていないためなんともつかみどころがなく、あまり面白味を感じることがなかったので、これが最初で最後になるでしょう。

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