無惨な殺し屋

  • 狙われ馳せるも 弾命中 細首を 突き抜けて伏す あの世へ 見取り笑顔に 無惨な殺し屋
  • ねらわれはせるも たまめいちゅう ほそくびを つきぬけてふす あのよへ みとりえがおに むざんなころしや
  • ターゲットは狙われ走って逃げるも、弾は命中。細首を突き抜けて、倒れ伏す。ほどなくあの世へ。その様子を見取り笑顔に。無惨な殺し屋だ。

とある殺しのワンシーンです。

5句目までは標的に、6・7句は殺し屋に焦点の当たった描写になりました。
殺し屋にはクールな人物像を求めていたものの、頭部でも心臓でもなく首を撃ち抜くわ、相手の死にゆくを見届け笑顔になるわと、組み合わせの結果はかなりのサイコパスみたいです。やはりかなパズル、そう易々と図に当たりません。
見方を変えると、このような架空の物語は日本語として適切に意味の通じる内容でさえあれば経過も結末も自由なので、そういう意味では選択肢が多く作成しやすいといえるでしょう。

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