ヘビロテ無限

  • メチャうまパワフル ボイスを好み ヘビロテ無限 およそ誰も 抗えぬ つねにキュート・ セクシーなLiSA
  • めちゃうまぱわふる ぼいすをこのみ へびろてむげん およそだれも あらがえぬ つねにきゅーと せくしーなりさ
  • 彼女の放つメチャうまでパワフルな歌声を好み、ヘビーローテーションで無限に聴く。その魅力にはおよそ誰も抗えない。つねにキュートでセクシーなLiSA。

アーティストのLiSAさんです。

彼女の存在は、かなパズルをマンガ『鬼滅の刃』で作成したことがきっかけになって知りました。
抜群の歌唱力に加え、可愛さと色気もそなえていらっしゃる。とても魅力的な方です。

作成について。
新年早々、ふと「抗えぬLiSAの」というフレーズが浮かんできました。それまで彼女を題材に作ろうと考えたことはまるでなかったし、このフレーズも中途半端です。でも、日常で用いる機会のさして多くない「抗えぬ」が突如湧き出してきたことが興味深く、このことばに勢いも感じました。そこで、これをキーワードに据えて挑戦することに。
まずは圧倒的な歌唱力について、その力強さを表す「パワフルボイス」を拾い出し、ついで「メチャうま」という形容が加わりました。
ただし、正直に申し上げると、いの一番に思い浮かんだのは「キュート」と「セクシー」。男の悲しき(?)ゆえでしょうか。
それはさておき、比較的スムーズに完成できて喜んでいたのも束の間、文法上のが見つかって改正に苦労しました。無事組み替えが終わり、きちんと整えることができたのでホッと一息です。
作成過程を振り返って改めて感じるのは、キーワードが「抗えぬ」であること。改正が上手いこといかず悩む最中には変更しようかという思いが頭をよぎりもしたけれど、このことばが核になっていたからこそまとまったと思います。

語法について。
今回は、冒頭の「メチャうま」から始まって全体的に俗っぽいくだけたことばづかいが多くなりました。もちろん悪い意味ではありません。反対にいい意味で軽い感じになり、ロックなLiSAさんの魅力をストレートに表せたと感じます。
かなパズルを作成してきて実感されることですが、1つの作品のなかではことばの傾向が似通う場合が少なくないようです。たとえば『ネットの誹謗』では負のことばに満ち、『こぞりつんざく』や『富士の山』では和の表現が多くなり、『秋は夕べ。』ではきのある文句で統一され、というように。
厳しい制約が課されているのにどうして揃うのか、不思議なものです。
さて、3句目の「ヘビロテ」は「ヘビーローテーション」の略語で、何度もくり返して聴くこと。いかにも今どきのことばですよね。余りやすい「へ、ろ」を含んでいるので機会があれば使いたいと考えていました。ちなみに、自分の生活言語にはない表現で、ふだん私が同様のことを述べるのであれば「ひたすらリピート」といったところでしょうか。
4・5句「およそ誰も 抗えぬ」だけは正統な日本語(?)らしいことばづかいに。
私はこの「およそ~(否定表現)」という少し古風めいた言い回しがとても好きです。念のため確認しておくと、意味は「全く~ない」。公開作品としては初出だと思いますが、すでにかなパズルで数回用いています。1つの作品で用いたことば(づかい)はできるだけほかの作品で使用しないように心がけているけれど、個人的に好みのものは自然と選びとってしまうらしい。もちろん、安易に多用しないよう気をつけなければなりません。

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